現金化相談所

クレジットカード現金化の違法性を徹底調査


2017年に、メルカリで現金が出品されたこともあり、クレジットカードの現金化が話題になりました。メルカリではその後、現金の販売を禁止するという対処をしましたが、クレジットカード現金化には違法性はないのでしょうか。

クレジットカード現金化とは

まずは、現金化について簡単に解説していきましょう。
クレジットカードには、「ショッピング枠」と「キャッシング枠」という2つの枠があり、現金化ではショッピング枠を利用して、現金を即座に獲得する方法のことを指します。カードの現金化は、昔からありましたが、カードの普及率に伴い、さらに利用者が増えてきました。
また、インターネットの普及で、現金化はさらに利用がしやすくなりました。以前は、店舗に行かなければ申し込みができなかったのが、ネットを通じて、現金化業者に申し込みが可能な理、現金化へのハードルが低くなりました。
今年、ネットを賑わせた例としてはメルカリでの現金出品があります。メルカリでは、出品した物に対して、クレジットカードでの支払いが基本となっています。そのため、商品を購入するときに、現金を支払う必要がなく、スムーズに決済を行うことができるのが、メルカリの強みとなっています。
しかし、メルカリで現金や現金相当のものを出品することで、現金化に近いことをしようとした出品者がいました。4万円の出品で、決済額が4万5000円というような出品方法は明らかに、カードの現金化を狙ったもので、メルカリ側は即座にこのような取引を中止しました。

クレジットカード現金化の違法性とは

メルカリでの現金化に関連する出品の禁止から、現金化には違法性があるように思えますが、実際のところはどうなのでしょうか。また、現金化サービスを提供したり、利用することによって、法的な罰則というのはあるのでしょうか。

現金化サービス提供者側の違法性

現金化業者が現金化サービスを提供するような行為は、違法となり、摘発された例がいくつかあります。その理由としては、現金化は実質上の貸金業者と同じことをしており、国からの許可がなければ、貸金業は行なってはならないと定められているからです。また、お金を貸したときには必ず利息というのが発生しますが、現金化業者の場合、通常よりも高い利息が発生しています。そのため、現金化業者は法律の範囲を超えた利息を請求していることに対しても、違法となっているのです。
実際に、摘発された現金化業者の例を見ていきましょう。2011年、クレジットカード現金化業を行なったとして、出資法違反として、現金化業者が摘発されました。同現金化業者は、キャッシュバック方式という価値のない商品を購入させて、その特典として、現金を利用者に渡すことをしていました。この例は、商品の価値に比べて、取引の金額が大きいことと実質的な利息が法定利息の数十倍だったことから、摘発対象となりました。

現金化サービス利用者側の違法性

現金化業者側には摘発された例がいくつか出てきているので、明確に違法性があることがわかります。一方で、現金化利用者側は、逮捕された例がなく、違法性があるのがグレーな状態が続いています。しかし、違法性が完全にあるとは言い切れませんが、いくつか問題があるのは事実ですので、紹介していこうと思います。
まず、クレジットカード会社の利用規約に違反するものとなります。カード会社の規約の中に、換金目的でのショッピング枠利用を禁止し、違反した場合は、強制的に会員退会とされてしまうことがあります。
次に、自己破産手続きで免責不許可理由となる可能性があります。自己破産を申告した際には、これまでの全ての借金が帳消しになると思われます。しかし、借金返済が免責される例外として、ギャンブル・浪費目的などがあり、クレジットカード現金化もその例外として含まれています。そのため、現金化でのカード利用がバレた状態で、自己破産をしても、借金は全て返済する義務があるのです。
最後に、横領・詐欺行為となる可能性があり、これが逮捕される理由として可能性が高いです。ショッピング枠を使って、買い物をした際には、カード会社から買い物目的で借金をしたという状態になっています。そのため、利用目的が異なると、カード会社を騙したといえ、詐欺行為となってしまうことが考えられます。

現金化をどうしても利用したい人

クレジットカード現金化を利用することは、違法性が依然としてグレーゾーンですので、返済能力を大幅に超えない範囲での利用ならば、問題はないかともいます。現金化が周囲にバレる時というのは、現金化をし過ぎてしまったがために、カードの返済が遅れるというような状況が考えられます。そのため、きちんと返済をしていれば、カード会社などに現金化を疑われるようなことはないと思います。

まとめ

・ クレジットカード現金化業者は、違法な利率と未許可での営業によって、摘発されていることが多いです。
・ 現金化利用者が逮捕された例はありませんが、リスクは低くはありません。
・ 現金化を利用する際は、計画的に利用するような心掛けが必要となります。

以上がクレジットカード現金化の違法性についてでした。現金化を利用する際は、十分に気をつけて行うようにしてください。