現金化相談所

現金化のリスクと実際に起こったトラブルのまとめ


クレジットカード
今やクレジットカードは皆さんにとって身近な存在となりました。JCBによる調査によるとなんとクレジットカードを持っている人の割合は87%に上り、平均保有枚数は3.3枚と一人が複数を持つ時代です。クレジットカードの普及に伴い、クレジットカードのショッピング枠現金化というのも増えてきています。“クレジットカードを現金化する”この言葉は一般的に広まってきているため、名前だけは知っているという人もいるでしょう。しかし、実際にどうすれば現金化できて、リスクは高いのかどうかはあまり知られていないのが現状です。
今回はクレジットカードを現金化する際のリスクと実際に起こったトラブルを紹介していくので、これを機に現金化についての知識を深めていきましょう。

クレジットカード現金化とは

まずはクレジットカード現金化についての基礎知識についておさらいしておきましょう。クレジットカードには現金を借りる事ができる「キャッシング枠」と商品を購入できる「ショッピング枠」の2つがあります。現金化とはその2つの枠のうちショッピング枠を利用することを指しています。
また、カードの現金化には個人で行う方法と業者で行う方法の2通りあります。

個人で行う場合

個人で行う場合の方法としては新幹線回数券などの金券や家電などをクレジットカードで購入し、換金ショップで買い取ってもらうことです。この時、購入額と買取額の差額が現金として手に入ります。
もっとも手早く現金を手にする方法の一つとして新幹線回数券が人気です。なぜなら、新幹線回数券は金券ショップでの平均80-90%換金率が高いかつ直ぐに換金できる点が他の方法よりも優れているからです。しかし、近年は新幹線回数券を使った現金化があまりにも一般的になってしまったため、クレジットカード会社の監視の目が厳しくなっています。もし、この方法での現金化がカード会社に発覚した場合はカード停止などの厳しい処置が待っているので個人での現金化にはかなりのリスクがあると思います。

業者で行う場合

クレジットカードを持つ男性
業者を通して現金化をするメリットとして、カード会社にばれにくくなるため、安全に現金化をすることができる点です。また、業者による現金化には買取屋方式」と「キッシュバック方式」の2種類があります。
まず、買取屋方式とは実際に価値のある商品をクレジットカードで買い、それを業者が買い取る方法です。個人の時と異なる点は商品の購入から売却までを業者を通して行うのでクレジットカード会社にはカードを現金化しているとは疑われることがないことです。
一方、キャッシュバック方式とはあまり価値のない商品を購入した際に、現金がついてくるという方法です。この方式の場合、商品自体に価値がないので、換金というよりもキャッシングに近いイメージになります。
2つの方法は手順が若干異なるものの、共通点としては業者を通すことでクレジットカード会社によるカード停止措置を受けるリスクが低くなるという特徴があります。

クレジットカード現金化のリスク

それでは現金化への基礎知識も復習したところで、現金化する際のリスクにどのようなものがあるかについて深めていきましょう。リスクを理解しているかいないかで、現金化をする際の行動が変わってくると思うのでしっかり説明していきたいと思います。

リスクその1〜利用停止〜

クレジットカード会社の規約によると、換金目的によるカードの利用は禁止とされています。もし、カードの現金化が発覚した場合はクレジットカード会社よりカードの利用停止が命じられる可能性があります。

クレジットカード会社の会員規約違反の罰則
クレジットカードの利用制限
クレジットカードの利用停止
カード会員の強制退会
カードの債務の一括返済要求

カード会員の強制退会や債務の一括返済となると新しいカードが作りにくくなるリスクとこれまで使った債務を一括で返済しなければならないので現金化をするリスクとしてはかなり危険な行為であることは間違いありません。

リスクその2〜自己破産〜

クレジットカード現金化がばれてしまうと自己破産を申請するときに借金の帳消しができなくなる可能性があります・

問題となる法律:破産法252条1項2号
“換金目的でクレジットカードを利用した金券の売買行為”

自己破産して、借金返済義務を免責してもらうためには裁判所のよる許可が必要となります。しかし、この法律に引っかかってしまうと例え自己破産したとしても、借金が残ってしまうという状況になってしまいます。

自己破産をした際には債務者に対して、一定期間様々な制限がかかり、とてもではありませんが借金を返済できるような状態にあるとは考えられません。

自己破産をした際の主な制限
1職業制限 例.弁護士などの資格を必要とする職業、取締役、後見人
2所有財産の処分 例.生活費以外(家、有価証券、貴重品)
3住居制限 例.住居移転、長期の旅行
4借入制限 例.7年間のクレジットカード・ローン利用不可
5公的名簿への記載 例.政府が発行する「官報」への氏名掲載、本籍地の「破産者名簿」への登録

このような制限がある中で、借金を返済できる見込みはまずないと言ってよいでしょう。

リスクその3〜悪徳業者〜

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上の2つのリスクは業者を利用すれば限りなく低くすることはできます。しかし、ここでまた新たなリスクが発生します。それは悪徳業者の存在です。業者には換金率の高さを歌ったものが多数あり、悪徳業者を利用してしまうと現金を受け取る際に実際の還元率とは異なることが多数あります。

例えば“換金率が最大95%”と表示されている業者があれば、その業者は虚偽の申告を行っています。

なぜなら、業者がクレジットカードの現金化をする際には、決済代行会社を通じて、現金化を行っており、その手数料が8~10%程度かかるからです。この決済代行会社を利用するには訳があります。それは、業者はクレジットカード加盟店でないので直接のカード決済はできないという点にあります。そのため、決済代行会社というクレジットカードの決済をする専門会社を通すことで、現金化業者のカード決済を可能にしているのです。
もちろん、決済代行会社はクレジットカード会社に発覚するリスクを抑えるために、様々な工夫を凝らしているため、カード会社が把握する余地はありません。
決済代行会社による手数料の理由から、業者が換金率95%を超える取引をしてしまうと赤字になってしまうので通常はありえない話なのです。

実際に10万円換金した際の内訳
手数料(決算代行会社):1万円(10%)
手数料((現金化業者):5000円(5%)
受取額:8万5000円
換金率:85%

なので、換金率が高すぎる業者を見つけた場合には注意が必要になります。

リスクその4〜個人情報の漏洩〜

現金化を業者に依頼する際には身分証明書による本人確認手続きが必要になります。ここで注意しなければならないのが第三者に対して、個人情報を教えなければならないということです。

クレジットカード現金化に必要な個人情報
基本情報(氏名・生年月日・住所・本人画像)
クレジットカード情報
銀行口座

これらの個人情報は本来、機密情報ということで各企業は厳重に保管されなければならないものです。一方でそれらの情報を必要としている詐欺業者や金融業者がいるため、個人情報は高い価格で取引されているのも事実です。

仮にあなたの個人情報が漏洩し、悪徳業者に利用されてしまった場合
携帯電話の不正取得
銀行口座からの不正送金
クレジットカードの不正利用

知らない間にこれらのトラブルに巻き込まれてしまいます。また、一度漏れた個人情報は売買マーケットを通じて、あらゆるところに流通してしまうので詐欺の被害に遭う可能性が非常に高くなってしまいます。

実際に起こったトラブル〜悪徳業者の手口〜

悪徳現金化業者はあらゆる方法で利用者を騙して、多額の手数料を得ています。いくつか例を挙げておくので、このような現金化業者に遭遇した際は気をつけましょう。

例1:換金率が実際のものとは違う
悪徳業者がよく使う手段です。具体的には換金率95%と高く表示しておいて、それに引っかかった消費者は高い手数料を取られます。また、500万円という大金での現金化で換金率が最大になるといったものも手口の一つです。現実に500万円もショッピング枠に余裕があるならば、そもそもお金に困ることはまずないので、実現不可能な換金率です。
例2:闇金への誘導
業者によっては初めから闇金に引き込む前提でクレジットカード現金化を歌っているケースがあります。カードの利用不可や審査に落ちたことを理由に、審査の甘い現金化業者を紹介することで、利用者を闇金へと誘導します。一度、闇金に捕まってしまうと、年間1000%を超える金利のせいで借金地獄から抜け出すことは不可能となります。
例3:個人情報の不正利用
個人情報というのはどのような企業であっても、付加価値の高いもので情報漏洩を防ぐために、各々の企業は情報を守るセキュリティにお金をかけています。なぜなら、個人情報及び顧客情報は企業が経営戦略を行う上で客観的な指標になるからです。また、個人情報の流失が発覚すると、 多くの人を危険に巻き込むだけでなく、その企業の信用問題に関わってくるからです。実際に、年金の個人情報流失によって、国民の政府に対する信頼感はだいぶ薄れました。

今回は代表的3つの被害例について紹介しましたが悪徳業者はこれ以外にも様々な手口で利用者を騙そうとしてくるので、業者選びは慎重に行ってください。

リスクを回避する方法

これまで個人での現金化のリスクと業者を利用するときの注意点について述べていきました。では、実際にどのようにすればリスクを回避し、悪徳業者の被害に遭わずに済むのでしょうか?

優良業者かどうか見極めよう

あなたの明暗を分けるのはなんといっても業者が優良かどうかです。ここでは優良業者と悪徳業者を見分けるポイントについて解説していきます。

ポイント1:相場に見合った条件であるか
換金率が異常に高い業者には要注意です。なぜなら、初めは高い換金率を提示していても、審査料や手数料といった仲介料を引いた換金率が表示率よりかなり低くなっているといった事例があります。
また、審査には身分証明書以外の書類は必要としません。もし、クレジットカードの両面コピーを要求してくる業者がいるならば、それはあなたのクレジットカード情報を悪用しようとしています。

ポイント2:口コミとホームページで情報収集
次に業者の情報について集めましょう。一つのサイトだと業者による自演の可能性が高いので、複数のサイトで口コミを見比べることで業者の良し悪しを判断することができます。
また、ホームページの作りが雑な業者は悪徳業者の確率大です。PCや携帯などのそれぞれのデバイスに対応したページを作るには時間とお金がかかります。しかし、それをしっかり行っている業者は顧客獲得に力を入れているので優良であることが多いのです。

ポイント3:丁寧な対応がされているか
優良な業者というのは社員もそれなりの教育を受けています。そのため、電話対応で業者名を名乗らない担当がいた場合は、営業としては失格です。業者に頼む前に電話対応が丁寧どうかチェックしておくことをおすすめします。

審査を受ける際の着眼点

審査は色々手続きがあって面倒そうといったイメージを持つ人がいると思います。しかし、審査というのは金融業のみが行うもので、現金化業者はそれに当てはまりません。そのため、審査は元々必要ではないので、それを謳い文句にしている業者には気を付けましょう。
また、審査不必要と言いながらも、利用する時になって審査が必要と言って、個人情報を聞き出してくることがあります。

心理的に余裕を持とう

“お金を使いすぎて、今月の生活費がない”“クレジットカードの返済にお金が必要”こんな時は何が何でもお金が欲しいと思い、自分自身に余裕がなくなります。悪徳業者はそういった消費者の心理的弱みを狙って、換金率の悪い条件を提示や闇金に誘導しようとしてきます。悪徳業者の被害者にならないようにも普段から計画的にお金を使うことを意識しましょう。今や家計簿もアプリなどのネットで管理することができ、クレジットカードにも対応したものもあります。それらをうまく活用して、余裕のある生活を心がけてください。

まとめ

クレジットカードを現金化する際は基礎知識とリスクをしっかり理解した上で行いましょう。
悪徳業者に引っかからないように、優良な現金化業者かを見極める目を養いましょう。
家計簿をつけて、普段からお金の出入りを意識しましょう。

以上の点に気をつけた上で、クレジットカード現金化は慎重に行いましょう。